熊本のエリア別にローコスト住宅の施工を手がけている工務店・ハウスメーカーをまとめています。家を建てたいエリアにどんな会社があるのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
熊本県は熊本平野を中心に、夏は暑く、冬は厳しい寒さに見舞われる地域です。家づくりは、熊本の風土に合わせた設備・建材・構造を採用する必要があるでしょう。ここでは、熊本県のエリアごとに、1,000万円台前後から家が建てられるハウスビルダーをまとめています。
熊本市内でローコスト住宅が建てられる
ハウスビルダーをチェック
ここでは、熊本県の気候や風土と、家づくりで気をつけたいポイントを解説しています。熊本県内でローコスト住宅を建築するなら以下の点を踏まえて家づくりをしましょう。
熊本県は、熊本地方の平野部は夏に暑く、冬は寒いエリアです。特に、阿蘇地方では夏も冷涼で、冬も厳しい寒さが続きます。山頂ではマイナス10℃以下にあることもあり、気密性・断熱性を高めた家づくりが必須です。球磨地方も夏は暑く、冬は寒い地方となりますが、天草地方は一年を通して温暖な地域となっています。
熊本県は夏季に高温になりますが、湿度も高いため、蒸し暑くなります。冷暖房効率をアップさせないと、夜間に寝付けないことも考えられるでしょう。気密性を高めたうえで、屋根には遮熱材を用いるなど、外気温に影響されない家づくりが大切です。特に、断熱材だけでは暑さを防げないこともあるため、遮熱材の併用が望ましいといえます。
熊本県で家づくりをするなら、調湿できる建材を用いるのがおすすめ。湿度が高くなる夏季を少しでも快適に過ごせるように、漆喰や無垢材といった自然素材選択するのも手です。吸放湿性があるため、過ごしやすい住まいに役立つでしょう。特に、熊本県では梅雨に降雨量が多くなるため、室内干しスペースも必要になります。
熊本県は風水害を受けるリスクがある地域です。湿った空気が東シナ海から流れてきて、九州山地にぶつかり大雨をもたらします。豪雨にもたびたび見舞われることから、耐水害住宅を建てることが大切です。二重基礎構造にしたり、逆流防止弁や壁面防水処理を施したりするなど、浸水対策を講じましょう。
床下浸水を防ぐために、下換気口をフロート弁付きのものを採用するという手もあります。浸水すると弁が浮き、床下への浸水を防いでくれます。また、エアコン室外機なども地面に直置きするのではなく、架台を設置して水没しない高さに取り付けるのがおすすめです。